2024/R5リリースの概要はこちらです!
皆さまの声に耳を傾け、期待以上の機能をお届けしました!
Aprooveの高度なフィルター機能はすでに強力なツールですが、さらに自由度を求める声をいただいていました。そこで、ダッシュボード上でカスタムフィルターを作成、保存、共有できる新機能を追加しました!
この新しい権限管理機能により、ユーザーはニーズに合わせてカスタマイズフィルターを簡単に作成できます。ターゲットプロジェクトに割り当てられ、期限が1日以内のジョブを確認したり、プロジェクト計画の特定ステップにあるジョブを素早く把握したりと、柔軟な設定が可能です。
さらに、作成したフィルターは他のユーザーと共有可能で、共有時には以下の権限レベルを細かく設定できます:
これらの新機能により、より柔軟なカスタマイズが可能となり、可視性の向上やチーム間のコラボレーションが強化されます。自分の業務スタイルにぴったり合ったフィルターを作成し、チームの連携をさらにスムーズにできます!
📢 追記:今回のリリースでアップデートされたフィルター機能は、「プロジェクトビュー」からご利用いただけます。追加の情報として2025年第1四半期(R1リリース)には、「タスクビュー」でもこの強力なフィルター機能を拡張し、ユーザーが業務フローをより柔軟に整理・可視化できるようになります。
下記の動画をご覧いただき、カスタムフィルターの作成、編集、共有がどれほど簡単かをご確認ください:
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カスタムフィルター
Aprooveのレポート機能は非常に強力ですが、「すぐにデータをエクスポートしたい」というお客様の声も寄せられています。例えば、会議の10分前に突然招集され、すべてのプロジェクト状況についてリアルタイムな報告を求められたとします。そんな緊急時でも、必要な情報を慌ててかき集める必要はありません。Aprooveなら、オンデマンドで必要なデータを即座にエクスポートできます。
この新機能により、Aprooveダッシュボードでデータを整理・フィルタリングした後、CSVファイルとして直接デスクトップにエクスポートできるようになりました。データを自在に管理できるため、プロジェクトの重要な情報を簡単に共有、分析、レポート作成できます。
この機能が画期的な理由は、こちらです:
この強化により、Aproove以外でもカスタマイズされた包括的なデータセットにアクセスし、活用できるようになります。これにより、レポート作成やデータ分析をより迅速かつ効率的に行うことができます。
下記の動画をご覧いただき、ダッシュボードカラムの整理や、データをCSVファイルとしてデスクトップにダウンロードする方法がいかに簡単か簡単かをご確認ください:
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Aprooveプロジェクトチャットに、さまざまな強力な新機能が追加されました!これらのアップグレードは、コミュニケーションの円滑化、コラボレーションの強化、プロジェクト全体の可視性をさらに向上させることを目的としています。
新しいチャット機能: プロジェクトチャットの入力操作
プロジェクトチャットの入力操作が改善され、より直感的で使いやすくなりました。テキスト入力フィールドは自動で広がり、スクロールせずにメッセージ全体を確認できるようになりました。
主要な改善点:
このアップデートにより、ユーザーはより快適でシンプルな入力体験ができ、メッセージを入力しやすくなります。内容を見失ったり、延々とスクロールし続ける必要はありません。
下記の動画をご覧いただき、文字を入力するにつれて入力エリアがどのように広がるかをご確認ください:
新しいチャット機能:「メッセージ編集」「新規メッセージとして編集」
今回初めて、ユーザーはチャット内の既存のメッセージを直接編集できるようになりました。メッセージの状態に基づき、2つの操作項目から編集できるようになっています。
メッセージ編集
新規メッセージとして編集
コンプラインス & 記録管理コンプライアンスの観点から、Aprooveは投稿された元のメッセージの記録(監査証跡)を保持することで情報の開示が求めされた際の証跡として利用できます。
これらの機能により、ユーザーはタイプミスを修正したり、不足情報を追加したり、メッセージを明確にしたりできます。その際、可視性、ユーザー認識、コンプライアンス対応の記録を管理することができます。
下記の動画をご覧いただき、他のユーザーにまだ読まれていないチャットウィンドウの最新メッセージをどのように編集できるかをご確認ください。
「チャット返信」機能で会話を整理し、コミュニケーションの明確さを保ちます。
これらの新しい機能により、 より整った、コンプライアンスに準拠し、ユーザーに優しいチャット体験が提供されます。メッセージの修正時に記録が保持され、特定のメッセージに返信できる機能により、コミュニケーションの確実性が高まり、責任の明確化が達成されます。
その他の新しいチャット機能!
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Aprooveは、ユーザーがワークフローの任意のステップに「コンフリクトマネージャー」を挿入する機能を提供してきました。これらのコンフリクトマネージャーは、特に関係者が期限を守れなかった場合に、プロジェクトを順調に進めるために重要な役割を果たします。期限の延長を許可するか、期限を強制して進捗が続けられるようにします。
しかし、私たちはプロジェクトマネージャー(PM)がこの業務フローをさらに効果的にできると考え、改善を行いました。以前は、コンフリクトマネージャーがタスクの期限を延長することができましたが、その際にタスクの視覚的インジケーターが自動的に「グリーン(緑)」色にリセットされ、「時間通り」に完了したことを示すようになっていました。しかし、このリセットにより実際にはタスクが遅れている状態となってしまいます。
今回の最新のアップデートで、私たちはこの問題に対応し、「タスクテンプレート」レベルで新しいタスクステータス制御ルールを導入しました。新たに追加された内容は以下の通りです:
カスタマイズ可能な遅延ステータスの閾値:プロジェクトマネージャーは、タスクが「遅延」ステータスでどのくらいの期間保持されるかをルール設定できるようになりました。これまでのように期限を延長する代わりに(その場合、ステータスが緑にリセットされてしまう)、プロジェクトマネージャーは、タスクが正式に失効する前に、ユーザーが「遅延」タスクを一定期間内に作業を続けることを許可できるようになりました。
カスタマイズ可能なタスクステータスの閾値:タスクステータスのインジケーターの閾値をプロジェクトの段階に基づいて定義できるようになりました。タスクは以下のタイミングで管理できます:
正確なタスクステータスインジケーター:タスクが「遅延」ステータスのままで活動を続けることで、関係者、プロジェクトマネージャー、コンフリクトマネージャーは、プロジェクトの進行状況をより正確かつ明瞭に把握できるようになりました。これにより、タスクの実際の状態を明確に確認できます。
プロジェクトマネージャーの完全なコントロール:PMは引き続きタスクの期限を管理できますが、今回の変更により、遅延ステータスのタスクについて、遅延の期限を指定できるようになりました。このアプローチにより、プロジェクト全体の状態に対する認識に誤りがなく、重要なタスクの進捗を円滑に推進できます。
これらの変更により、関係者全員がタスクの進行状況を明確に把握でき、常に正確なステータスが可視化されます。 タスクの「時間通り」「リスクあり」「遅延」といったステータスに対してカスタマイズ可能な閾値が設定できるようになり、プロジェクトマネージャーはタスクの進捗を視覚化し管理・コントロールすることが可能になります。
このアップデートにより、プロジェクトマネージャーはより良い意思決定を行えるようになり、作業中の曖昧さが減少し、期限やタスクの進捗状況をより適切に管理できるようになります。
以下はAproove管理画面のスクリーンショットです。タスクの作成日または期限日に基づいてステータス閾値を設定できるようになったことをご確認ください。「時間通り」「リスクあり」「遅延」のフラグ付けを行うことで、作業フローを正確にコントロールできます。
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重要な情報を関係者全員に確実に共有する必要があるプロジェクトもあります。そのため、Aprooveはプロジェクトチャット内で「ピン留め」する方法などを検討しましたが、いくつかの課題がありました。例えば、ユーザーがチャットウィンドウを開かなければメッセージを見逃す可能性があったり、ピン留めされたメッセージが増えると画面が煩雑になってしまいます。
そして、Aprooveは新機能「通知バナー」を開発しました。この機能により、重要なメッセージが見逃されることはありません。バナーはプロジェクトのインターフェース全体にわたって目立つように表示され、関係者全員に即座に伝わります。
通知バナーの主な機能:
このアップデートにより、重要なプロジェクトメッセージが全員に確実に届くようになります。更新を見逃すことなく、画面の煩雑化を防ぎ、ユーザーがチャットをチェックする必要もなくなります。通知バナーは、関係者全員を整合させ、情報を共有し、業務への関与を促進するためのシンプルで強力なツールです。
以下のスクリーンショットには、管理者画面でバナー設定がどこで行われるかを示しています。ここでは、バナーメッセージの入力、メタデータ変数の挿入、バナーとテキストの色の選択、さらにはインパクトと可視性を最大化するためのフォントサイズのカスタマイズが可能です。
以下のスクリーンショットには、プロジェクトエリアに表示されたバナーが示されており、前述の管理者設定に基づいてエンドユーザーが実際に見る内容が確認できます。管理者以外のユーザーも、簡単なフォームを使ってバナーメッセージの内容を編集できるため、管理者のアクセス権限を申請せずに迅速に情報を更新できます。
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ユーザーから、タスクを操作する際に、より慎重で確実な意思決定プロセスが必要だという声が寄せられていました。そこで、新機能 「タスク確認ポップアップ」 を導入します。この機能により、ユーザーは次のステップに進む前に、自身の決定を十分に確認できるようになります。
現在、Aprooveは 電子署名(21 CFR Part 11準拠) を導入する機能を提供しており、ユーザーが意思決定を行う際にログイン認証を求めることができます。この仕組みは、高にセキュリティが求められるワークフローには最適ですが、すべてのタスクで厳格な電子署名の認証が必要なわけではありません。そこで、柔軟な「中間的なオプション」を追加しました。
この機能強化により、プロジェクトマネージャーはタスクの実行時に確認プロセスを有効にできるようになりました。これにより、ユーザーには操作前にポップアップが表示され、2つの選択肢から確認を求められます。
タスク確認ポップアップの主な機能:
メッセージを自由にカスタマイズできる機能と、操作確認が必要なボタンを柔軟に指定できる機能により、Aprooveは企業が業務に最適化されたメッセージング設定を効率的に構築できるよう支援します。
この機能は、タスクの検証において基本的な完了確認と、厳格なeサインログインの中間に位置するポジションを提供します。ユーザーが自身の操作を正しく認識でき、エラーを防ぎながら、説明責任の向上やコンプライアンスの強化を支援し、意思決定プロセスの一貫性を維持します。
以下のスクリーンショットは、管理者で免責事項テキストを設定するエリアを示しています。免責事項テキストは、各決定ボタンごとにカスタマイズ可能で、Aprooveの標準言語やカスタム言語に対応してローカライズできます。
以下の動画では、ユーザーがタスクを完了し、4つの決定ボタンが表示される画面を示しています。動画のとおり、決定ボタン3をクリックした場合は免責事項のメッセージは表示されませんが、決定ボタン4を選択すると、管理画面で設定されたカスタム免責事項が表示され、ユーザーが次の操作に進む前に十分に了承できるようにします。
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この新機能により、プロジェクトマネージャーはゲストユーザーのワークフロー参加を柔軟に管理できるようになりました。以前は単にゲストユーザーをワークフローステップに追加するだけでしたが、現在はより正確に設定できます。
この強化機能により、プロジェクトマネージャーはゲストユーザーの参加範囲を以下のように指定できます:
この新しいコントロール機能により、よりニーズに応じた的確なコラボレーションが可能になり、ゲストユーザーを必要なタイミングだけ参加させることで、不要な情報や干渉を減らし、重要な関係者が適切なタイミングで参加できるようにします。ゲストユーザーの参加を柔軟にカスタマイズできる機能を提供することで、Aprooveはプロジェクトマネージャーがワークフローを精密に調整できるよう支援し、効率性、明確性、コントロールを各ステップで実現します。
以下のスクリーンショットは、ワークフローステップにゲストを追加する際に選択可能な新しい「サイクル」オプションを示しています。
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新機能が追加されるたびに、Aproove管理ツールは進化し、よりスムーズな設定と強化された操作性を提供します。今回のアップデートも例外ではありません。単なる新機能の追加にとどまらず、既存の管理機能を改良・強化し、より直感的で快適な操作体験を実現しました。
その結果、35以上の強力な新機能と強化された機能が追加され、管理者にこれまで以上の柔軟性、精度、そして利便性を提供します。カスタマイズオプションやワークフローマネジメント、詳細な設定機能など、今回のアップデートにより、管理者はAprooveの使用環境をビジネスニーズに合わせて最適化できるようになりました。
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複数のグローバルグループ(GG)へのユーザー管理がさらにスマートになりました。今回のアップデートでは、新たに「マスターグローバルグループ制御」機能を導入。この機能により、役割と権限の優先順位が明確に定義され、権限の競合を回避し常に正しい権限が適用されるようになります。
同じスキーマに適用される複数のグローバルグループ(GG)にユーザーを割り当てると、役割(ロール)が重複し、権限がランダムになる「競合状態」が発生するリスクがあります。特に、グローバルグループの設計が不十分な場合や例外処理が必要なケースでは、一貫性のない権限が適用される可能性がありました。この問題を解決するために、グローバルグループのスキーマタブ内に「優先度番号」機能を導入しました。これにより、最も重要な役割と権限が優先的に適用され、一貫性を維持できるようになります。
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